WordPressのTwentyシリーズなどのテーマにあるrtl.cssは、アラビア語などの右から左に表記される言語用のスタイルシートになります。
rtlはRight To Leftの略。
スタイルシートにこのように記述すると、文書の方向を右から左に変えることができます。
body {
direction: rtl;
unicode-bidi: embed;
}
WordPressの管理画面でサイトの言語をアラビア語などに変更してみると、このように表示が反転されます。
鏡のように反転されるので、まるでマリオカートのミラーコースを走っているみたい!?
スタイルの指定の仕方は、例えば、style.cssでpadding-leftを設定していたら、rtyl.cssではpadding-leftの設定を打ち消して、新たにpadding-rightを設定してあげます。
div {
padding-left: 20px;
}
div {
padding-left: 0;
padding-right: 20px;
}
文字は左から右が当たり前だと思っていたので、こういう言語もあるんだと知ることができる良いきっかけとなりました。
誰でも見ることができるというのを考えることも、つくるうえで大事なのだと気づかされますね。